「市報あまがさき」でタカオカチョコレートの歴史が紹介されました

尼崎探訪家・井上眞理子の 「とことこ見聞録」第三十九歩 麦チョコと駄菓子屋 東本町のチョコレート工場

昭和33年に日本女子大学家政学部が駄菓子屋の調査をしている。その中に子どもたちが持ってくるお金の調査があって、10円が最も多く、次いで5円だそうだ。ちょうど私が足しげく駄菓子屋に通っていたころだから、私の手にはしっかりと、10円玉が握られていたはずだ。10円あれば、たいがいの物は買えた。あんみつ姫の絵の付いた袋入りのチョコレート菓子は、いわゆる当て物(あてもん)で、当たりが出たら、大きな袋が・・・・・

平成22年(2010年)3月1日(毎月1日)発行
No.1525「市報あまがさき平成22年3月号」より